川崎エリアの特徴、魅力、家賃相場
神奈川県内でも第二の都市として、多くの人が生活しているのが川崎市です。
横浜市の人口総数は2017年1月1日時点で3,735,843人であるのに対し、川崎市は1,474,167人となっています。
しかし人口割合としては横浜市が神奈川県全体の約40%の人口数であるのに対して、川崎市は約16%と決して低い割合ではありません。
特に近年では川崎市内では新興住宅街が次々に開発されていますので、今後は横浜とは違った魅力的な住宅都市になっていくことが予想されます。
そんな川崎エリアの中心となっているのがJR川崎駅周辺です。
川崎駅はJR東海道本線および京急線が乗り入れており、駅前にはラゾーナ川崎プラザやミューザ川崎、川崎モアーズ、アトレ川崎といった複数の商業施設が並んでいます。
川崎市は横に長い形状をしていますが、エリアは4つに分かれており、湾岸線に面する「川崎区・幸区の一部」「幸区・中原区」「高津区・宮前区・中区の一部」「多摩区・麻生区・高津区と宮前区の一部」といった分類になります。
川崎区は最も人口が多く施設も多いので、都内に通学・通勤する人が住居地に選ぶということもあるでしょう。
家賃相場はここ近年上昇傾向にあり、特に川崎駅西口方面は高級住宅街がずらりと並んでいます。
反面で川崎駅東口方面は昔ながらの工業地域の風情が今も残っており、風俗街など治安面に問題のある場所が散見されます。
同じ川崎でも地域によってかなり家賃相場が異なるので、治安面と家賃相場とを比較しながらどこに住むかを選ぶようにしてください。
なお川崎市川崎区の平均家賃は9.9万円とかなり高く、横浜市の中心地とほぼ同額程度です。
子育て世代におすすめなのは麻生区
基本的に川崎で住居地を探すなら、西口よりの地域から選ぶようにするのがおすすめです。
川崎市麻生区は市内でも最も内陸に位置しており、川崎市の中心部とはかなり雰囲気が異なります。
自然が多く全体的にのんびりとした雰囲気の漂う地域ですが、神奈川県内でも子供が多く学校環境のよい地域としてよく知られています。
子育て世代が多く生活していることもあってか有名塾や有名学校が多く存在しており、長く生活をしていくことができる地域として大きな注目を集めているエリアです。
全体的に教育熱心な家庭が多いので、より高度な教育を受けさせたいと考える家庭がマイホームとして川崎市麻生区を選ぶということもあるでしょう。
犯罪発生率も川崎市内ではかなり少なく、安心して住むことが出来る場所として人気があります。
代表的な駅としては小田急小田原線の新百合が駅や柿生駅などがあり、この二駅周辺の住環境の開発が急激に進められています。
新興住宅街ということもあってか、飲み屋街やパチンコ店などがないということも町並みの特徴です。