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主婦の方必見!冷えない体づくりのために心掛けるべきこと

体が冷えることの弊害

成人女性の半数以上が悩んでいると言われているのが「冷え症(冷え性)」です。
冷え性は手足など体の末端部分に現れやすく、寒さの厳しい時期になると動かすことも難しくなるほど冷えてしまったりします。
女性の場合、男性よりも体内の筋肉量が少ないということもあり、冷え性を発症する割合が高くなってしまうものです。
特に子供を産んだあとなどは体力が落ち、血行のめぐりも悪くなってしまうことから冷え性が悪化することがよくあります。

冷え性の原因が急激に悪化したときに考えられるのが、自律神経の乱れです。
自律神経とは、体内での温度調節やエネルギー代謝を司る部位であり、気温の変化に体温を適応させるための働きをします。
ですので冷え性がひどくなったということはその調節機能が大きく乱れており、正常に体内の調子を整えることができなくなってしまっているということです。

自律神経が乱れる原因はいろいろありますが、過剰な冷暖房による外気の変化のなさや食生活の乱れ、その他睡眠不足などの不摂生といったものが代表的です。
女性にとっては過剰な冷房の室内に長くいると冷え性になりやすく、体が温まらずに常にブルブルと震えた状態になってしまいます。
体の冷えが悪化すると、月経不順や無月経、月経困難症やPMS(月経前症候群)といった生理に関する症状が出やすく、精神的に不安定になりがちです。

さらにアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が悪化しやすくなり、リウマチや肩こり、腰痛などの関節炎が発症しやすくなります。

■参考ページ■
冷え症(冷え性)【漢方のツムラ】

体を冷やさないために意識すること

冷え性の状態は、漢方によると大きく3つに分類できます。
「気虚」「お血」「水毒」で、それぞれ体内のエネルギーや水分に偏りが起こっていることが原因です。

冷え性を改善するためには、まずは何よりも体を温めるということが重要になります。
手先や足先がどうしても冷えてしまうという人は、手袋や靴下など十分に温めることができるグッズを用いるようにしましょう。

特に眠る時には体温が低くなりがちなので、湯たんぽなど道具を使ってとにかく冷えが続かないようにしていきます。

体が冷えている時は、原因がなんであれ血行が非常に悪くなっているものです。
血行のめぐりがよいという時はそれだけ体内の循環が活発になっているので、それが体内の代謝を促し体温を高い状態に保ってくれます。
冷え性を直すためには体を温めるということにより、温かい状態を体がキープ出来るように意識していくということが重要になってきます。

血行を良くするために、もう一つ重要なのが体を積極的に動かすということです。
血行をよくするためには筋肉量を増やすということも重要になってきます。
筋肉量といってもインナーマッスルなどの内臓脂肪を増やすということが重要で、有酸素運動などをして持久力を高めることにより、自律神経が活発に動くようになり、体温調節がしやすい体作りができるでしょう。